カテゴリ:姶良永池の家( 14 )

永池の家 木工事後半です。

永池の家は木工事も大詰めです。
作り付けの家具の取付、ロフトへの階段製作と見ていると飽きない仕事が
続きます。
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家具図面に書いた家具が大工の手により形になっていきます。
玄関収納、収納付カウンター、クローゼットと組み立てられ
取り付けられていきます。

ロフトへ上がる階段の下には床下エアコンを取り付けるための架台が作られ
取り外しできるユニットの階段も作られましたよ。
架台から上へは手刻みのストリップ階段。
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熟練の大工の手によりノミで刻まれます。
設計の上ではCADを使い角度も寸法もPCの力を借りて図面にしていきますが
大工は差し金一つで角度を決め、原寸を描いています。
頭が下がる光景です。
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現在作られる家のほとんどの階段はメーカーのプレカットで現場で組み立てるだけになっています。
木の家の階段は乾燥した杉の板を現場に持ち込むだけで後は大工の技量にお任せです。
こういう階段を作れる大工は激減しています。
この技術を後世に残すことも工務店の使命だと思います。

それでは、また。

by kirakunaie | 2018-07-27 17:34 | 姶良永池の家 | Comments(0)

左官工事 外壁

ラス板斜め貼りの上にアスファルトフェルトと波型ラス貼りが終り現場は
モルタル塗りが始まりました。
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下塗りに塗り付けるモルタルの骨材は砂の代わりに軽量骨材。発泡スチロールの様な
細かい粒子の骨材を混ぜ塗り付けています。
一日経ったモルタルの塊を割るとまるでチョコレートクランチの様な風合いです。
少し柔らかいのですがかなりの軽量です。

これは地震対策のひとつです。下塗りも上塗りも砂の骨材で塗ってしまうと地震で揺れる際にその重さが
外壁の剥離を起こしてしまいます。
そうならない為に少しでも軽く、上塗りには砂の骨材で強固な壁を作ります。
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サイディング等の工業製品にない人の手による味のある表情が特徴です。
サイディングの塗装が劣化し再塗装を施すと一面つるりとした味気のない壁になってしまいますが
モルタル塗り等の左官壁は新築時の表情を取り戻します。
こうして外壁にも左官の魂と技術が込められていくんです。

それでは、また。

=完成見学会のお知らせ=
鹿児島市千年団地内にて、千年の家の完成見学会を開催します。
平屋28坪の木楽な家です。
開催日:8/18(土)・19(日)10:00~17:00
見学ご希望の方は、当社HPよりお申し込み下さい。

by kirakunaie | 2018-07-23 18:16 | 姶良永池の家 | Comments(0)

内部造作工事

永池の家の内部は造作工事が進みます。

大壁(柱が見えない壁)と違い木楽な家は真壁の家です。浴室以外全ての柱が
露出しています。
柱に直接鴨居や敷居、手すりなどを取り付けることになります。
大工の手によってノミを使い堀込み造作材を取り付けています。
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柱間の寸法より長い笠木などを魔法のようにきれいに収めています。
そこには昔ながらのいろんな技術が使われているのです。
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熟練の大工の手仕事がこれからも受け継がれていくことを願います。

by kirakunaie | 2018-07-16 17:55 | 姶良永池の家 | Comments(0)

造作家具打合せ

木工事も中盤にさしかかりました。
間仕切りが進み大空間が部屋としての装いをまといつつあります。
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現場では大工と建具屋さんと私とで造作家具の打合せ。
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建具屋さんで全て加工し組み立て持ち込むもの、部材だけを作り大工が現場で組み上げるもの。
鴨居のシャクリの寸法、納まり、いつまでにと祖語の無いように綿密に打ち合わせします。

こうして内部の工事も着々と進んでいます。
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外部は左官によるメタルラス貼りもほとんど終りモルタル塗りに入っていきます。

それでは、また。

by kirakunaie | 2018-07-11 11:14 | 姶良永池の家 | Comments(0)

永池の家 左官登場です。

空梅雨かと思われた梅雨末期に大雨が降りましたね。
現場は被害も無く外壁工事に入りますよ。
まずは、土台水切りを取付けて。
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ラス板の斜め貼りをまとった躯体に左官がアスファルトフェルトを貼っていきます。
先貼りした遮熱タイプの防水透湿シートに続いて更に防水です。
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このポイントはフェルト430という厚手のシートです。安価なシートは破れやすく
防水性に劣ります。
もしあなたがモルタル塗りの外壁を指定した時はフェルトは430で!と指定してくださいね。

フェルト貼りが終わると波形のメタルラス貼りです。
それはまた次回レポートします。
それでは、また。

by kirakunaie | 2018-07-10 08:00 | 姶良永池の家 | Comments(0)

木工事

屋根工事も終り、瑕疵保証保険とフラット35の中間検査が終わると現場にはうづくりの床板が
運び込まれます。
この床板は燻煙乾燥といい名前のとおり煙で燻され乾燥させた木材です。
この良さは形状記憶木材と呼ばれる程反りや変形が少なく吸放湿性が格段に良いのです。
うづくりを施された30mmの板を大工によって一枚づつ丁寧に貼られますよ。
同時に基礎内部の掃除も忘れずにやっておきます。
引渡前にはもう一度床下にもぐり掃除機掛けるんですがね。笑
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外部はおなじみのラス板斜め貼りです。
通気層を兼ねた外壁下地が耐震も兼ねています。30mm透かした部分が揺れを吸収し斜め貼りが
地震や風に対抗します。
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先週も大阪で震度6弱という大きな揺れが襲いました。
いつどこで起きるか分かりませんが、耐震設計がいかに重要か分かりますよね。

あなたが家を建てるときは(どこの工務店や、建設会社でも良いです)必ず、耐震等級3でお願いしますと要求して下さいね。

それでは、また。

by kirakunaie | 2018-06-23 14:46 | 姶良永池の家 | Comments(0)

電気工事

永池の家は先週無事に上棟式を済ませました。
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内部はうづくりの床板を貼りだす前に電気屋さんの登場です。

真壁に天井は表し、更にロフトとあっては電気配線は至難の技ですね。

基礎内部を有効活用し配線ルートを取っていきます。
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基礎の床はルンバが自走できるように配線は吊ってありますよ。

天井裏と室内から配線の作業中。
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親子での作業は息も合い小気味よい掛け声で仕事が捗ります。

来週は床貼りへと工程は進みます。

それでは、また。

by kirakunaie | 2018-06-16 15:19 | 姶良永池の家 | Comments(0)

びおソーラー集熱パネル

瓦葺きの終わった屋根にびおソーラーの集熱パネルを取付ます。

びおソーラーの空気集熱パネルに使用される白色ガラスは面積当たり世界1の集熱性能をもっています。
なので集熱パネルユニット単体で集熱を可能にしています。
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支持瓦に縦ラックを取付けそれにアルミアングルを固定したらアングルにビス留めするだけの簡単施工。
わずか半日でパネルが取り付けられましたよ。
これがガラスが割れない限り太陽の恵みを受け取って熱を取り出し続けます。
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もちろん夏場は涼しい朝方の除湿された空気を取り入れ日が昇ると停止します。

これも木楽な家の快適な住まいの理由のひとつです。

それでは、また。

by kirakunaie | 2018-06-14 17:52 | 姶良永池の家 | Comments(0)

瓦葺き工事

木楽な家の屋根材は通常、陶器瓦を使用してます。
淡路島で生産される淡路瓦の平板防災瓦です。

防水シートを貼られた上に厚さ30mmの通気同縁を取付け、瓦桟を打ったら陶器瓦を
並べていきます。
ここのポイントは全数ステンレスのビスで留め付けます。瓦の一部に爪があり上に
取り付ける瓦の水返しをひっかける構造になっています。
これで一枚の瓦の上下がガッチリ固定され台風や地震にも強い屋根になりますよ。
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瓦の下に30mmの隙間が出来ますから軒先の通気部から棟へと熱せられた空気は上昇し
棟換気から外へ放出されるシステムです。
夏場の瓦温度は70℃にも達します。この熱気を室内に入れない工夫が快適な室内環境を
作りだします。
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びおソーラーを取り付ける支持瓦はアルミ合金製です。
建築屋としては屋根に穴を開けるのはとても抵抗があります。いつ劣化などのトラブルで
雨漏りするかわかりませんからね。
その為に多少高価でもこの金属瓦を使用してます。
次回はびおソーラーのパネルを載せますよ。
それでは、また。

by kirakunaie | 2018-06-12 14:30 | 姶良永池の家 | Comments(0)

基礎断熱

雨仕舞が終わると構造計算によって出された金物を取付たら基礎内部に断熱材を取付ます。
びおソーラーによって送り込まれる温風をコンクリートに蓄熱させます。
外部に面した基礎の立ち上がりは外気によって冷やされますからこの部分を断熱します。
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立上り部分と、床スラブの外周約1mを隙間なく断熱しますよ。
排水管など貫通する部分をウレタンフォームで隙間を埋めます。
こうして基礎内部にびおソーラーの温風や床下エアコンによる空調で床を暖める準備が出来ました。
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屋根にはびおソーラーの空気取り入れ口が取り付けられます。
図面から割り出した位置を開口し勾配屋根用の集熱ボックスを取付け、防水テープでガッチリ防水します。
更に後日板金屋さんによる水切りを取付けます。
雨が漏ってはシャレになりませんから一番気を付ける部分です。

それでは、また。


by kirakunaie | 2018-06-07 13:20 | 姶良永池の家 | Comments(0)