谷山中央の家は、外壁モルタル塗りが乾燥し、取り付けた目地棒を外し
仕上げをしています。
外壁モルタルの縦に入れた木が見えますか?モルタルの収縮や膨張を吸収するための
目地です。乾燥してくると、この目地棒を外すことが出来ます。
今日は、目地棒を外して、その後を綺麗に仕上げる左官工程を行いました。
外した後を細い左官コテで綺麗に仕上げています。
これで、外壁のモルタル塗りは、完了です。
左官職人は、その日の天気を読み取り、気温や湿度によって材料の調合を微妙に
変えながら、以前と同じように仕上げていく、経験が最も必要な職種です。
さて、これが終わると、大工さんによる最後の下地仕上げとなります。
モルタル塗りの下地に組んだ斜めラス板の通気層の出口を作っています。
雨が入らないように、かぶせ物をし、通気がうまく抜けていくように
細工しています。
いよいよ来月から外壁塗装に入ります。木楽な家の定番色である、藍色を吹き付けていきます。
仕上がると、木部との対比で鮮やかな色合いになるでしょう。