谷山中央の家の2階ホールの手摺り壁製作状況をご覧下さい。
広がりを持たせるためオープンな作りをすることが多いのですが、
階段から冷房時に冷気が1階へ下りてしまうため、2階が冷えない
ことがあります。その対策です。
漏気止めの高さ900程度の引戸を収納させる手摺り壁をよく作ります。
鴨居兼用の笠木を大工さんが溝加工しています。
横から見ると、笠木に溝が掘ってあるのが分かりますよね。
ここに引戸が入ります。
やっかいな斜め部分にも笠木が取り付きました。
傷が付かないようにしっかりと養生をしています。
漆喰塗りの下地となる石膏ボードを張っていきます。
正面からみるとこんな感じですが、よく分からないですよね。そこで、
実際仕上がるとこうなります。石谷の家の完成写真で説明しますね。
これは吹き抜けへ出るための引戸です。高さ90㎝弱の仕切りですが、これだけでエアコンの冷気をとどめておくことができます。ついでに階段部分の漏気止め引戸です。小さな子供さんの落下防止にもなりますね。では、また。