石谷の家の大工工事も終盤を向かえています。
家具製作や細かい仕舞いに入っています。
吹き抜けでは、すのこ状に床となる木を透かして、窓を開けるための通路をこしらえています。
季節のいいときは、吹き抜けの窓をあけると、気持ちのいい風が家中を駆け巡ります。
そして冬になると入ってくる暖かな日差しを1階のリビングへ導くために隙間を作っています。
他の部屋とつながってしまうと面積に入るので、ここで止めています。
この空いた吹き抜け空間にエコシルフィーというサーキュレーターを
仕込み、エアコンの温冷風を循環させる仕組みを作っています。
それは、後日お見せしますね。
さて、この2枚の写真の違いが分かりますか?
そうですね。構造用の金物を隠すために、まるい木を埋め込んでいます。
大工さんのこだわりで、出来るだけ年輪模様の似た木を見つけて、丸く
加工してひとつずつ穴をふさいでいます。
見学会に来られたら、気をつけて見て下さいね。なんだか、ニヤッとしてしまいますよ。
各物入の可動棚も無垢板を乾燥させたものを使います。
間違わないように、見えない所に書いていますよ。
こんな、地道な細かいこともやっています。ひとつひとつ積み上げて
住まいが出来ていきます。
では、また。