石谷の家は、屋根工事が始まりました。
木楽な家標準の平板陶器瓦が屋根に配られたところです。
銀色の遮熱シートの上に3㎝の通気層があるのがわかりますか?
こうすると分かりやすいかな。瓦を引っ掛ける瓦桟の下にある空気層です。
軒先から入った空気が熱せられ、暖かい空気は上に上がりますから棟へと
移動し、棟換気から廃熱する仕組みを作っています。
さて、四角い箱がありますが、これは太陽熱を取り入れるびおソーラーの
取り入れ口です。もし、瓦から漏水があっても、この取り入れ口の周りに
銀色の板金が敷いてあり、その水は軒先まで導いて外へ出て行くように
捨て樋を入れてあります。
びおソーラーの取り入れ口はこんな感じ。きらきら光っているのは断熱材の表面に
貼ってある遮熱材です。やはり遮熱は大事ですよね。
さてこの曲がった瓦はどこに使うでしょうか?
棟の下ののし瓦です。
これは分かりやすいですよね。そうです、棟瓦です。では、これは?一番はじの瓦、袖瓦ですね。いろんな形状の瓦を組み合わせて瓦屋根は出来上がっています。これを組み合わせるのが、瓦職人の腕、職人技です。ちなみに内部はこんな感じです。断熱材が足らないのは、災害の影響です。7/10,11日と2日に分けて北海道から届く予定でしたが、11日の分は、宇都宮で止まってしまい、そこから動かない状態が続いています。でも、被災された方のご苦労を思うと、一日も早く平常な生活へ戻れますようにお祈りします。私たちも出来るとこからやって、商品の到着を待っています。では、また。