末吉の家 建方(たてかた) 2日目の様子をレポートしますね!
初日に柱や梁などの構造体は組立ていたので、
アコースティックパネルから取り付けます。
木を格子に組んだアコースティックパネル
実は節がほとんどない材料を選んで
組み立ているんです。
材料を購入する前に、木材市場の市場長が沢山入ってくる材料から
厳選してくれているんですね!
もちろん、節有りより高価です。
このアコースティックパネルに使える材料の割合は、
約3割です、とっても少ないですね。
現場とは関係ない人の手を経て
取り付けられています、みなさんも見る機会があったら
そんな想いを経たアコースティックパネルにも注目してみて下さい。
一瞬だけ見れるアコースティックパネルの隙間から見える空はとっても綺麗です。
次は断熱材を入れます。
北海道産の断熱材です。
使っているのは「木の繊維断熱材」
北海道の間伐材などを原料に造られたエコな断熱材です。
なぜこれを使っているかというと、
湿度を調整してくれるのです。
壁にも入れますので、梅雨時期などは屋根+壁全体で湿気を吸って、
乾燥時期には湿気を吐き出して調整してくれます。
実は先に取り付けたアコースティックパネルの隙間は、
湿気をこの木の繊維断熱材に吸わせたり、吐いたりさせるために
空けているんですね。
ピアノの鍵盤のように隙間を開けて
規則的に並んでいることから「アコースティックパネル」
というのです。
この隙間と木の繊維断熱材のおかげで、
梅雨時期でも家の中は【サラッ】っとしています。
快適に暮らすには必要な断熱材です。
断熱材を入れた後は、ネダノンという厚さが2.8センチもある合板を敷き詰めて
防水シートを貼って建て方は終わります。
またこの防水シートは詳しくレポートしますね!
それではまた。