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建て方が終われば屋根工事です!

前日までに建て方+天井仕上げとなるアコースティク貼まで終わり、
2日目の作業は屋根工事です。

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まずは垂木の間に断熱材を入れます、使っている断熱材は『木の繊維断熱材』です。
厚みはなんと12センチもあります。

この断熱材を屋根全体に敷き込みますので、
夏は熱の侵入を遮り・冬は温められた室温が冷めにくい家が出来るのです。

この断熱材は、木材と同等の調湿性能を持っていますから湿度の高い梅雨時や雨の日などの時期は湿気を吸収し、
乾燥する時期には放湿してくれますので、快適な湿度に調整してくれます。
加湿器や除湿器の様に電気代がかかりません。

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断熱材を入れた後は、厚さ2.8センチの合板を貼ります。
これは屋根面の剛性を高め耐震性能を上げるためなんです。



         
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合板を貼った後は、防水ルーフィングを大きなホッチキスの針のような物で留めていきます。
使っているのは遮熱ルーフィングです。
この製品は防水と遮熱、さらに下地の合板が蒸れないように透湿性も持っているというスグレ物です。
高価なのが玉にキズですね。構造体の劣化を防ぐ仕様にすることが耐久性の高い建物をつくるポイントなんです。


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防水ルーフィングを貼ったら、瓦下に空気が通るように通気胴縁を取り付けます。

屋根工事は熱を遮る工夫と、熱くなった空気を逃がす道を造る事がポイントです。


それではまた。
次回は外壁工事と内部工事に入っていきます。










by kirakunaie | 2016-04-20 08:14 | 東餅田の家
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