伊集院の真言宗のお寺(金剛院)による地鎮祭でした。
私も数々の地鎮祭を経験してきましたが、今回のような
大がかりなものは初めてでした。
敷地全体に竹17本を立て、縄を張り結界を作ります。
祭主が、その一箇所の縄を日本刀で切り入場していきます。
我々もそれについて結界内に入っていくんですが、
その迫力は、他を圧倒するものがありました。
式の途中で、祭主が弓矢で4方払い(悪霊退治)をし
最後に弊串をめがけて矢を射るのです。
実はこれが地の清め、そして上棟の時に屋根の上に
付ける弓矢と弊串が天の清めだそうで、2つで1セット
となっているそうです。
上棟式の時だけ、弓矢と弊串をつけるのは片手落ちだと
怒られました。
そう聞かされると、なるほどと納得してしまいます。
兎にも角にも、これで悪霊は退散したはずです。
我々も安心して、工事が出来ます。有り難うございました。
では、また