ラス板斜め貼り

木楽な家の外壁は基本的にモルタル塗りに土壁コート仕上げになります。
住宅の外壁といえば一般的にはサイディング貼りが全盛ですよね。
私たちは工業製品のサイディングより左官の手仕事でもあるモルタル塗りの壁が
質感や味があっていいなあ。と考えます。
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このモルタル塗りで一番気をつけなければならないことは、下地の乾燥にかかっています。
乾燥していない下地にモルタルを塗るとどうなるか?
そうです。後々乾燥した下地のラス板は必ず収縮や反りが始まりモルタル壁にクラックが入ります。
その為に乾燥した板を使うのはとても大事なことです。
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木楽な家のラス板にはあと二つの機能を併せ持ちます。
そのひとつは、外壁下地の通気層。そのために厚さ18mmの板を使用します。
普通の下地は水平に貼りますが、通気がとれません。
斜めに貼ると柱部分で合流して上へと抜けていきます。
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もう一つは揺れを抑える耐力壁としての機能です。
筋違い(スジカイ)が斜めに入るように斜めに貼り、ジグザグに貼るとどちらの方向からの揺れに
対抗するんです。
ただメインの耐力壁はJPウォールという板倉造り構法です。
このレポートはまた後日。
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ラス板が貼り上がると隠すのが惜しいほど美しい姿です。
それでは、また。

by kirakunaie | 2016-10-07 17:22 | 姶良木田の家 | Comments(0)
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