少しずつ寒さが和らいできましたね。週末は雨模様なのが残念です。
姶良の新しいモデルハウスは、天気が良い間に外部の工事が進みましたよ。
現場では、耐力壁(モイス)を張り終わり、サッシの取付が進んでいます。
母屋の全体像がわかるようになってきましたね。
実は、屋根の上でシートがかかっている部分に、
この住宅でポイントになる、とあるものが取付られました。
後程、少しご説明しますね。
屋根の軒先・ケラバと呼ばれる部分には、破風・鼻隠しとよばれる板が取り付けられました。
よく見ると、ここに細いスリットがあいているのがわかりますか?
アップでみるとこのようになっています。
屋根面に通気するために、このスリットから空気を取り込みます。
このスリットは、コウモリが入り込まない寸法であけるのがポイントですよ。
さて、この軒先から取り込まれた空気がどこに登っていくのか、
屋根の上にのぼって、シートを外してみましょう。
屋根の上にのっているのは、超効率よく太陽の熱を集める、集熱パネルです。
電気をつくるパネルではなく、太陽熱で空気を暖めるパネルです。
軒先から吸い込まれた空気が屋根面の熱で暖められ、さらにこのソーラーパネル
の内部に送り込まれ、太陽の熱で再加熱されます。
こちらが内部の取り込み口です。ここを経由して基礎内部へ暖めた空気
を送り込む仕掛けです。以前からあるソーラーパネルを改良した新しい廉価版
ソーラーパネルです。
ここから下の仕組みは内部工事のときにレポートしますね。
垂れ下がっている赤と青の線は、夏と冬のセンサーです。
暑い夏、寒い冬を気持ちよく過ごすための試みの一つです。
このモデルの新しい試みのひとつが、この太陽熱を利用する
仕組みです。
この天井のすのこ板張にも快適に過ごすための試みがあるのですが、
それはまたの機会に。
母屋に付属する下屋根もできてきましたので、お見せしますね。
南側に長くでた軒は2.25mほど、この下はテラスになりますよ。
東側の下屋根も深いです。この左側が玄関になります。
中から見ると、天井面を通して柔らかい光が入り込んでいますね。
どんな玄関になるのか、今から楽しみですよね。
それでは、また。
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