今日は夕立がありましたね。
武岡の家では、TIP構法の杉板張りが完了して、ちょうど庇を取り付けているところでした。
街中では、窓に庇のない住宅をよく見かけますが、木楽な家では、妻側の庇を標準装備しています。
日本の古い家もみな庇がついていました。それはなぜでしょうか?
庇をつける一番の理由は、雨の日でも窓をあけて風を通せることです。
雨の日に窓も開けることができないと、居心地がよくないものですよね。
庇があれば、瓦に落ちる雨の音を聞きながら、窓際に腰かけて、風を感じることができる。
なんて、風情がありますよね。
軒先側はもちろん屋根が下がっていますので、よほど強風でない限り、窓をあけることができます。
このように庇や軒があることで、夏の日射を遮ってくれたり、
外壁に直接雨がかからないので汚れにくいといった利点があります。
今日はちょうど雨が降ったので、庇のレポートでした。
雨が上がったあとは、涼しくてとても気持ちがよかったです。
それでは、また。