加世田村原の家は床板張工事に入っています。
工事が進むにつれ現場は杉のいい香りで包まれています。
木楽な家では1階の床板に杉板の38mmを使います。
長さが4mあるこの板を大工さんが一枚一枚丁寧に留めていきます。
実はこの杉板の素材に特徴があります。
「音響熟成木材」といって、常温乾燥庫のなかで
クラッシック音楽を聴かせながらじっくり熟成乾燥させた木材です。
一般的な機械乾燥と違い木材の油分やエキスが残るため、
防菌作用もあり、調湿性や保水性に優れています。
まさに、木が「生きて」いるのです。
使い込むほどに美しくアメ色に変化していくのもまた楽しみです。
仕上げは木の表面を丁寧にこすり年輪を浮き上がらせる
「うづくり仕上げ」
寒い冬の朝でも、足がひんやりしませんよ。
足の裏への何ともいえない心地いい刺激が最高です。
現場はここのところ天候にも恵まれ
外部はモルタル壁の下塗りまで完了です。