姶良市役所の近くで30坪ほどの平屋の家を始めています。
2月後半に解体工事を終え3月初めに建て方開始。
現在、3人から4人の大工が入り急ピッチで木工事が進んでいます。
撮りためた写真はあるのですが、これから暑くなる季節ですから
今日は木楽な家の屋根の断熱を紹介したいと思います。
室内側から見た目透かし化粧貼り板の上には厚さ60mmのポリスチレンフォーム(最高密度の3種B)
さらに赤外線を遮断するアルミ蒸着の遮熱シート貼り。
屋根からの熱や赤外線の輻射熱を外に排出するための通気層(30mm)
この上に構造用合板をはりゴムアスの防水シートを貼って仕上げの瓦葺きへと進んでいくのです。
最後に屋根瓦の棟の下に通気層から上がってきた熱を排出する棟換気。
これはなかなか大変な機能を要求されます。絶対に雨水や火山灰の浸入を防ぎ内部の熱せられた
空気を出すという困難な仕事をしてくれています。
天井で断熱するよりも屋根で断熱した方が熱を遮る効率が高いんです。
とくに鹿児島の暑い気候に耐える断熱性能は快適な居住性に大きく関わってきます。
屋根は大事ですよ!