造成工事・地盤改良工事が終わったので、想定した
地盤の強さが出ているか測定します。
当社の測定方法は、表面波探査試験という方法を
とっています。大きな文鎮のような機械で地中に振動波
を送り込み、その反射波を左側の土に埋め込んだ2カ所
の受信機でとらえ、パソコンで解析します。
これを5カ所測定して、地盤の強さを判断します。
よく行われているスウエーデン式サウンディング試験
と比べると、割と広範囲の土中の状況がわかるので
これを採用しています。
さて、測定結果も良好でしたので、縄張りに入りました。
建物の位置を地面に書いていく作業です。
もちろん図面に基づいて、位置を落としていくわけです。
現在は、建物の配置を変更しても、完了検査時点で変更
願いを提出すれば確認申請の出し直しはなくなりました。
とはいえ、この時点で配置を変更すると不都合なこと
が何かしら出てくるものです。
そこで、あなたがもし図面上では建物の配置がピント
こないのならば、設計者にお願いしてこのように土地に
直接、建物を書く「縄張り」をやってもらうといいですよ。
では、また。