地盤改良工事が終わり、早速地盤調査を行いました。
当社の調査方法は、表面波探査試験という方法で
建物の4隅と真ん中の5ポイントで行います。
車上の解析装置と結ばれた振動波を起こす装置が
地中に電波を送り込みます。そして、地中よりの
反射波を測定し解析します。
この調査方法は、サウンディング試験よりもより
広範囲の地中データを測定できるため、採用しています。
ところで、気になる結果はというと。
すごい改良データが出ました。最初見たときは、数字
が一桁間違えているんじゃないかと思ったぐらいです。
改良した部分は、20~30t/㎡でその下の元々の田んぼ
だった層は10t/㎡前後、さらにその下の層は20~30t/㎡
と、とても強い地盤へと変わっていました。
おそらく当初想定したとおり、土砂混じりの砕石
が地上へと田んぼの水分を吸い上げ、蒸発させながら
どんどん地盤が締まっていったんでしょう。
これで安心して基礎工事へと入れます。
では、また。