木楽な家の標準仕様は、この平板瓦です。
セラミック系セメント瓦、シーファー33という瓦です。
最近は、片流れのガルバニューム鋼板という屋根材が
はやりのようですが、夏の暑さ・耐用年数を考えると
あまりお勧めはできません。
コストダウンにはなりますが・・・。
私は、鹿児島の気候風土には瓦葺きが最適だと考えます。
瓦の下に出来る空気層は、断熱の役目と下地板を痛めない
という役目を担っています。
平板瓦にする訳は、やはり台風に強いからです。
写真のように一枚一枚をビスで取り付けていきます。
そしてこの瓦には万一、台風時に瓦の下端から雨水が
入った場合、その雨水を排水する水切りが付いています。
このように材料を選定する場合には、必ず「もしも」
を考えておけば安心ですよね。
では、また。