一枚目は漆喰を練っているところ。
最初は、こんなの塗れるの?と言うほどの固練りの20kg
パックなんですが、こういう風に練っていくとどこにこんな
水分が入ってたの?というくらいドロドロに軟らかくなりま
す。素人(私が)がやると、どうやったら垂れないで塗れる
んだ?と言う漆喰を 端で見ていると、さも簡単そうに塗り
付けていきます。さすがにプロの仕事です。
2枚目は塗りの終わった玄関ホールの妻壁です。
漆喰が入って初めて木が生きてきます。ほんとに、表情が変
わるんです。
3枚目は建具屋さん。
現場で採寸して工房で作った建具を仕上げているところで
す。建具が当たる柱は真っすぐしているようで微妙に曲がっ
たりしています。閉めたときに隙間が出ないように建具の枠
を削ったりして、調整します。
木が大工の手によって組まれ、左官の手によって壁が仕上げ
られ、最後に建具屋の手によって建具が入り、この空間が完
成するんです。職人とはすばらしい空間を作る人たちでもあ
るんですね。
それでは、また